2014年7月13日日曜日

ネット対戦に特化したネット環境作りとOSチューニング(ルータ&NIC編)

はじめに

今回はネット環境に影響するルータやNICについて寄稿します。
前回の記事を読んでいることを前提とします。

対象とする読者

1.とにかく最小遅延を目指す人
2.1Gbps以上の回線を契約している人
3.新しくネットワーク機器の購入を検討している人

注意事項

1.googleへのpathpingの数値で10ms以上出ている人は、この記事で得られる効果は低いです。
  プロバイダ変更を検討しましょう。
2.アフィアレルギーのある人はそっ閉じしましょう。

ルータの選び方


ルータはインターネットと自宅のLANを結ぶ重要なデバイスです。
インターネットに繋ぐ時は毎回フレッツ接続ツール使っている
または、Pingの値はそこそこ良いのに何故かスピードテストが遅いという人は
買い換えるといいです。
1Gbps以上の回線を契約している状態で、性能の低いルータを使うことは無駄です。
ちゃんとした製品を選びましょう。

ルータ選ぶ際、基準とするべき値はPPPoEの性能です。
PPPoEとは、ルータとプロバイダ間で使用するプロトコルのことです。

どんなに環境のよいプロバイダの回線でも、この性能が低いとスピードテスト等で差が出たり、
FPSゲームしながらスカイプをする環境では体感できるレベルの差がでます。


一般的に、大型小売店舗で販売されている一般向け製品のうち
比較的にスペックが高いのはNEC製品です。

では、NEC製品で最も高い製品のスペックを見てみましょう。

メーカー  型番           PPPoE
NEC    WG1800HP       932Mbps
https://121ware.com/product/atermstation/product/warpstar/wg1800hp/

NEC製品の場合は、製品一覧ページにPPPoEのスピードが書いてあるので参考にしましょう。
https://121ware.com/product/atermstation/product/


また、家庭用のルータを出しているメーカーは
有名メーカーで言うと、BuffaloIO DATACoregaなどもありますが、
正直、あまりゲーマー向けとは言えません。


メーカー  型番           PPPoE                      
Buffalo    WZR-1750DHP2    916Mbps
IO DATA  WN-AC1600DGR2   563Mbps
Corega    CG-WGR1200      795Mbps


他のメーカーでは製品の個別ページで比較しないと
分からないように出来ています。

他の各メーカーの製品ページ
http://buffalo.jp/product/wireless-lan/ap/
http://www.iodata.jp/product/network/wnlan/
http://corega.jp/product/list/wireless/


値段だけで安易に選ぶと思わぬ遅延に悩まされることが多いので気をつけましょう。


NICの選び方

ゲームPCのパーツを選択する際、意外と安価なマザーボードとゲーマー向けマザーボードの
差が出ている箇所がNIC(Network Interface Card)です。

IntelやQualcomm、Atherosや、Broadcomを使っている場合は問題ありません。

しかし、Realtekを使っている場合は別です。これは、ゲーマー向けではありません。
とりあえず動くけど不安定かつ性能は良くないという製品です。

デスクトップPCに後からNICを取り付ける場合は、Intel一択です。
高い部品ではないので安定性向上のためにも買っておきましょう。

次回の記事は、OSチューニングを書きます。

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